「らっ、らめぇ!」
舌っ足らずな崩れた言葉をわざと口にする。
これが興奮するのだと……私は今、あの縄やローションをくださった三人の女性にレクチャーを受けている。
男性が興奮する台詞。それをキチンと口に出来るための練習に付き合ってもらっています。
「そう、上手ね。ではその調子で、私達の後に続けて……らっ、らめぇ、まらいっひゃらめぇ!」
「らっ、らめぇ、まらいっひゃらめぇ!」
この興奮して崩れる言葉に男性は弱い……というアドバイスの元、私は「親切な」この方達から色々教わっている。
なんでも日本古来からある「みさくら流」という、淫行の流派なのだとか……ギリシャ生まれの私は知りませんでしたが、日本の文化は奥が深いですね。
「かへてぇ、ちんぽみるくぅ、えっちなみるくかへてぇ!」
「かへてぇ、ちんぽみるくぅ、えっちなみるくかへてぇ!」
「巨乳ちんぽしごきがんばるぅ!」
「巨乳ちんぽしごきがんばるぅ!」
「んああ゛あ゛っっ、えっちみるくらいしゅきいぃっ!」
「んああ゛あ゛っっ、えっちみるくらいしゅきいぃっ!」
三人が交互に示す台詞を、私はリピートしていく。
なんか口にするのは恥ずかしいんですが……これで夫が悦んでくれるなら。
この方達がくださった縄にしてもその使い方にしても、実際夫はとても悦んでくれたし、
あの晩は私も興奮してしまって何度も……ああもう、今から夜のことばかり考えてしまうなんて。
「いいわぁ。元々艶っぽい声してるから、効果抜群ね」
「あっ、ありがとうございます……」
褒められて嬉しいのやら恥ずかしいのやら、私は自分で頬が熱くなっているのを実感していた。
「ではこの調子で……ナカで……膣内で! こってりしてるのがでてるよおおあおおおおおおッ!」
「ナカで……膣内で! こってりしてるのがでてるよおおあおおおおおおッ!」
こんな言葉で悦んでくれるものなんですね……私知りませんでした。
口にするのは恥ずかしいけど、これで夫が悦んでくれるのならがんばれます。
夜を心待ちにしながら、私は先生方の教えを学んでいきます。
「わたしのおまんこいじめてくらしゃひっ」
「わたしのおまんこいじめてくらしゃひっ」