軟体怪人タコカイナー


第36話「学園天国 屋台勝負で美味しいよ?」に登場

 タコの入らへんたこ焼きなんて、たこ焼きやない! うちがホンマモンのたこ焼きの味をくわせちゃる! 怪しげな関西弁を話す彼女こそ、軟体怪人タコカイナーだ!

 学園祭シーズン到来。たまには息抜きをしようとメイドーに誘われ、近所の大学で開かれていた学園祭に乗り出したプレキャラ5一同。そこで待ち受けていたのは、ねじりはちまき姿で屋台を切り盛りするインラーン帝国幹部のアカオニと戦闘員ゴブリン達の姿だった!
 何故こんな所にと驚くプレキャラ5の面々をよそに、アカオニは至って上機嫌。折角の祭りなんだから楽しめと諭す始末。だがこんなところにインラーンが紛れ込んでいること自体が大問題だと騒ぎ出すプレキャラ5に対して、アカオニは「だったら屋台勝負だ!」と訳も分からずたこ焼きの売り上げで勝敗を決めようと言い出した。そうして登場したのが軟体怪人タコカイナーだった。
 急展開ながらも何故かこの勝負を受けたプレキャラ5。手も脚も駆使して同時に数多くのたこ焼きを焼くタコカイナーに苦戦するかと思われたが、そもそも鉄板の数は双方とも同じで、手(脚)数は勝負に関係なかった! だがタコカイナーはたこ焼きの名人。舌も頬もとろけるような絶品のたこ焼きを作り出す……が、コストがかかりすぎて売価も高くなり、「売り上げ勝負」だった為にアッサリプレキャラ5に負けてしまった。肝心のアカオニは酒をがぶ飲みして芝生の上で寝ていたとさ。

 アカオニが登場する回はカオス回、というのはもはや常識になりつつあったが、今回の場合は前回(奇跡の光 ブラックとホワイトの秘密)までのシリアス路線を引きずらないようにするための処置でもあったと後日関係者の口から明かされている。
 しかしそれとは別に、スチール資料では上の写真の通り素晴らしい「半ケツ」を露出していたにもかかわらず、放送では下半身がほとんど屋台に隠れていてこの素晴らしい半ケツが拝めなかったとファンをガッカリさせた回でもあった。第42話「ピンチ! 再生怪人大集合」での再登場も期待されたが、撮影が困難であることを理由に彼女の再登場は見送られていた。

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