●サキュバス4(フォー)は女王を除くインラーン人の中で最も優れた4人であり、作戦はこの中の誰か一人の指揮で行われる(例外もある)。
●放送当初は奉仕責めを得意とする「フェラー」、騎乗位責めを得意とする「キラービー」、被虐責めを得意とする「アカオニ」、甘え受けを得意とする「ローリ」の4人だったが、途中洗脳されたピンクである「ダークピンク」を加え「サキュバス5(ファイブ)」を名乗った時期もあった。
●女王の命令は絶対で、基本的にはそれに従った。しかし4人の仲は良いわけではなく、常に女王に褒められ「ご褒美」得る権利を独り占めしようと競い合っていた。またドクターニートンのことを触れるのも嫌がるほど嫌っているが、彼がいなければ科学技術の恩恵もないのを理解しているため我慢している。
●作戦の指揮は執るが、実働部隊は怪人と戦闘員。自らプレキャラ5とやり合う場合もあるが、その場合は大抵プレキャラ5の誰かが捕まったときくらい。その為彼女達がやられるシーンはほとんど無く、彼女達が彼らをいじめ抜くシーンが多い。そのシーンも怪人との絡みを重視されていたため短く、人気とは裏腹に全体の濡れ場は少ない方だった。また彼女達がプレキャラ5を軽くいびった後で、「後は任せたよ」と続きを怪人に任せその場を立ち去るのは、「負けパターン」「逆転フラグ」としてファンの間で定着した。
●彼女達の配下にいる戦闘員は、各々の特徴にあった固有の戦闘員達になっている。その特徴や能力は基本上司の幹部と類似しているが、稀に怪人の方にあわされた能力を備えた戦闘員も登場した。また幹部の能力は戦闘員の数千倍と言われ、並みの人間なら彼女達を見ただけで射精するとさせている。実際その設定を活かした登場シーンが第1話にはあったが、以後その設定は忘れられたか、幹部を前に民間人がいても射精はしなかった。
サキュバス4と配下の戦闘員 | |
幹部フェラー 最も登場回数が多く、また終盤でレッドとの恋愛沙汰もあり、彼女こそが真のヒロインだったと語るファンは多い。 奉仕技を得意とし、フェラチオやパイズリはもちろん、手コキ、足コキ、素また、脇ズリと何でもこなす。そうした奉仕を駆使して何人もの男を相手にし、全身を精液まみれにするシーンは今でもお宝映像と呼ばれている。淫猥な姿を見られるのも好きで、奉仕姿を見せつけて男達にオナニーさせるのも好んでいた。 だがその一方で、攻められること、特に直接的な性交が思わぬ弱点になっていた。並の男達なら入れさせただけで相手が昇天したが、レッドを相手にした場合は終始相手にペースを握らされることが多く、それをとても悔しがっていた。特に第27話「秘密特訓? 幹部フェラーの課外授業」ではその悔しさを全面に出し、ドクターニートンに用意させた特殊強化人間を相手にインサートの特訓をしていた。またこの回で結局レッドにアッサリイカされたフェラーが強くレッドを意識する描写がされ、この時より二人の関係が始まったとファンの間では言われている。 意識はしていたがそれが恋心になっていたことに本人は気付いていなかったが、第32話「堕ちたシスター 裏切りのピンク」でダークピンクとなった彼女から「レッドは私のもの」と宣戦布告され、自分の恋心に気付いてしまう。以後レッドを前に赤面までするようになったフェラーは、ついに第44話「禁断の恋 正義と悪の狭間で」でレッドに告白。それを受けたレッドはその真っ直ぐな告白に打たれアッサリと、しかし熱烈に彼女の告白を受け入れ彼自身もフェラーを熱愛するようになる。以後最終回まで二人は熱々ぶりを見せながらも互いの立場を崩すことはなく、最終決戦までは敵対関係のままだった。 だが最終回では帝国と人類が和解したことで正式に付き合うこととなり、最終回ラストシーンではスタッフロールと共にウエディングドレス姿を披露していた。 |
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戦闘員レッサー 幹部フェラーの出番が多かったため、自動的に最も出番の多かった戦闘員。能力的には最もノーマルで、フェラー同様複数の男を相手に淫行を重ねるのを得意とした。しかしそのようなシーンは序盤だけで、後はもっぱらやられ役としてプレキャラ5に逝かされていた。 |
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幹部キラービー 4人の幹部の中では最もずる賢く、卑劣な手段を好んだ幹部。相手をいびるのが大好きで、特にグリーンは大好物。「キラービーが出ればグリーンが目立つ回」とまで言われるほど、グリーンとの絡みは多く、最初にグリーンを自身の針と槍を使って「ケツマンコ奴隷」にしたのも彼女だった。 しかしその一方で、第9話「狼女の罠!プリンセス孤軍奮闘(後編)」で人狼怪人ヴォルホロウを連れ去ったり、その後彼女を第24話「裏切り者の涙、怒りのイエロー」で処分するよう女王に進言したりと、主要な場面で登場する機会も多かった。出番こそフェラーより少ないが、インパクトはフェラーと違う意味で大きかった。 他の幹部同様ドクターニートンを嫌っていたが、彼の考え出す作戦は気に入っていたらしく、特に卑劣なやり口は褒めていたほど。第7話「禁断のバスジャック 幼児達がヌメヌメに」ではニートンの作戦に対してナメクジ怪人ヌメヌメンのアイデアを進言したりもした。 最終回ラストシーンではレッドとフェラーの式典に参加し、グリーンをヘッドバッドするように抱き寄せ顔を胸に押し当てるシーンが映されていたが、二人の関係がどうなったのかは視聴者の想像に任されている。 |
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戦闘員ハニー 上司のキラービーがS属性だったのに対して、戦闘員はM属性を持っているように見える。しかしそれは上司の前だけで、人間を相手にする場合、甘い言葉の裏に棘を仕込み、チクチクと言葉責めで翻弄する。残念ながらこれは「図解 僕らのプレキャラ5」に掲載されていた設定資料に書かれていたのみで、その様なシーンが実際に放送されることはなかった。 |
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幹部アカオニ 豪快で大酒飲み、そして博打好きという「飲む打つ買う」の堕落三要素を兼ね備えた幹部。その性格はイエローと気が合ったが、恋愛方面へ進むことはなかった。 幹部であるにもかかわらず、作戦は非常に大ざっぱで、ほとんどを怪人や戦闘員に任せきりだった。しかも肝心なときに勢いで作戦内容をプレキャラ5の前で話してしまい、それが原因で作戦が失敗するケースも多かった。そういった幹部だったからか、4人の中では最も彼女が作戦の指揮を執る回は少なかったものの、彼女が出る回はほとんどがギャグ回になり、視聴者を楽しませてくれた。 だが直接戦闘となると最も強かったのは彼女で、濡れ場への発展こそ少なかったが圧倒的なパワーでプレキャラ5を何度も追い込んでいる。そして何度もその勢いで秘密をバラして作戦を失敗している。 豪快な性格と馬鹿力の割にスタイルが良かったためか、姉御キャラ、あるいは筋肉娘キャラとしてコアなファンを喜ばせている。 最終回ラストシーンではイエローと豪快に飲み比べをしている様子が映されていたが、イエローはヴォルホロウとの絡みもあったためそのシーンは一瞬だった。 |
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戦闘員ゴブリン 上司であるアカオニの出番が少なかったため、戦闘員である彼女達の出番も少なかった。だが愛らしい容姿に少なからずファンもいて、制作スタッフ側にはお気に入りだったこともあってか、戦闘員としては珍しく単独で第22話「頑張れ!未来の司令長官?」に「ゴブリィナ」という固有名詞を持つ戦闘員の小隊長が登場した。またこの回によって小隊長の存在と戦闘員にも個別に名前があるという設定が正式に表へ出た回にもなった。 |
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幹部ローリ サキュバス4のロリ担当。怪人にもロリが少なかった事もあり、多くのロリ視聴者を熱狂させた幹部。 ロリらしい(?)幼稚な作戦を実行することが多く、とてもではないが成功しそうには思えない物ばかりだった。しかし熱血バカのレッドや純真なピンクは彼女の作戦にコロッと騙されるケースも割と多い。だが詰めが甘いのも彼女の特徴で、最終的にはプレキャラ5に返り討ちにされてばかりだった。 そんな彼女も、第4話「お花畑の妖精さん」では妖精怪人フェラリーを従えだいぶ奮闘していた。しかしこの回がそもそも幹部紹介回だっただけで、その後の路線を決定づけた回でもあったというのがファンの間ではもっともな見解として通っている。 人気はあったのだがプレキャラ5の面々と直接的な絡みは少なく、他の幹部のように特定の誰かとのエピソードはない。だかその方がかえって「手つかず」という印象をファンに持たせていたようで、「ローリは俺の嫁」を公言する者は後を絶たなかった。 |
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戦闘員ピックー 上司同様ロリ担当。スク水にも見えるコスチュームに人気が高まり、第21話「水着姿にご用心」では上司のローリがピックーのコスプレをして彼女達に紛れ混乱させるという作戦を決行するサービス回があった。またこの回では何故かピンクも同様のスク水を着たことでも話題になった。 戦闘員としての能力は低い。その為か逆にやられるシーンは極めて少なく、ただ上司と一緒に登場して引っかき回して終わり、という事が多かった。幼児虐待の表現を避けたかったということもあったのだろうが、ファンからはメチャクチャに犯されるピックー(とローリ)が見たかったと残念がる声も大きい。 |
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幹部ダークピンク (洗脳されたシスターピンク) 第31話「ピンクの失恋 そして……」において、幹部キラービーの作戦に掛かり囚われとなったピンクが、第32話「堕ちたシスター 裏切りのピンク」で女王に取り込まれインラーン幹部となった姿。以後第35話「奇跡の光 ブラックとホワイトの秘密」で洗脳が解かれるまで「サキュバス5」の一員として他のプレキャラ5達と敵対していた。 性格は正常なピンクとは正反対で、残虐にかつての仲間達を追い詰めていった。だがレッドへの恋心は残っていたようで、レッドに対して「お前は私の物だ」と真っ先に迫り強引に精を吸い取ろうとした。またフェラーの微妙な心境の変化を感じ取り、彼女に対してもレッドを独占すると宣言。これが切っ掛けでフェラーの恋心が加速し、ピンクの恋が実らなくなるという皮肉な結果を生み出している。 幹部にはなったが特定の部下は一人もいない。彼女は怪人も連れずに一人でプレキャラ5に挑んでいった。そして常にレッドを標的にしていたため、そこをブラックとホワイトに狙われて捕獲され、プリンセス司令官のライトニングウィップによって元の姿へと戻った。 この洗脳ダークピンクは大好評で、「ダークピンクこそ俺の理想」「新ヒロインはダークピンク」「何故元に戻った!」と嘆くファンが後を絶たない。その声を受けてか、第42話「ピンチ! 再生怪人大集合」には「偽ダークピンク」が登場した。だがコスチュームこそ同じだが演者(中の人)が別人だったため不評だった。 |