RPG戦隊プレキャラ5とは?

●「RPG戦隊プレキャラ5(ファイブ/以下、プレキャラ5)」とは、テレビ夕日系列にて「スペシャル戦隊シリーズ」の一つとして2008年2月17日〜2009年2月8日まで全50話(欠番含む)放送された特撮番組である。
●マッドドクター・ニートンの企みにより封印を解かれた地下淫魔帝国インラーン。彼女らの地上征服作戦を阻止すべく、プリンセス司令官の下集まった5人の戦士こそRPG戦隊プレキャラ5である。
●平成に入ってからの戦隊シリーズはイケメン男優の出演で若いお母さんら女性層の取り込みに成功した制作側だったが、何を思ったのか「次は若いお父さんを」とお色気路線を取り入れたのが今作である。だが制作スタッフの悪ノリが初回から暴走しすぎていたため、とてもではないが子供向けとは言い難い番組となった。にも関わらずお色気路線がお父さんどころか多くの男性陣を取り込み、空前の大ブームを呼んだ。当然倫理的な問題など様々な事柄で取り上げられることも多かったが、「あくまでも子供向けの番組です」と局側が突っぱね、最終回まで無事放送を終えられた。

プレキャラ5主要メンバー
ファイターレッド ●プレキャラ5のリーダー。熱血漢で小悪が許せないタイプ。
●何事にも情熱的で、「やれば出来る」「努力こそ最大の武器」が口癖。リーダーとしては物事に熱くなりすぎるのが欠点で、挑発に乗りやすい。それが原因で単独行動に出たり敵の罠に掛かることも多く、何度も敵に捕まっている。だがその度に怪人や幹部を相手に情熱的なテクニックでメロメロにして難を逃れてきた。
●とにかく激しい。全てが激しい。そしてとても熱い「レッドソード」で敵を何度も貫いている。
●ピンクから好意を持たれていたにもかかわらずそれに気付くことはなかった。その一方で最終的には敵幹部サキュバス4の一人フェラーに対して熱く接していたことが何故か恋心へと傾き、彼女と結ばれた。
マジシャンブルー ●レッドとは対照的に冷静なサブリーダー。正義のためには多少の犠牲も止む無しと考えるクール派
●容姿はイケメンで、女性にモテるタイプなのだが特定の彼女を作った経験は少ない。しかし女性経験の数は豊富で、そのような点が多くの視聴者の反感を買っていた。
●しかし番組内ではピンクに一途な面も多々見られ、そのような態度が女性には受けていたようだ。
●経験豊富なだけにあらゆるテクニックに長けており、舌や指で怪人達を翻弄し、止めの「ブルーワンド」を奥の奥にまで貫かせ倒してきた。
●番組の最後までピンクへの愛は叶わなかったが、途中から仲間になったパラディンホワイトと良い感じになって終わっている。その為か、番組終了後もこのカップリングには人気があり、多くのファンサイトなどで未だに「その後」について騒がれている。
モンクイエロー ●プレキャラ5のムードメーカー。大柄で豪快、そのくせ情に脆いという、昭和のガキ大将を彷彿とされる男。またある種お約束でもある「カレー好き」も設定に盛り込まれていた。
●メンバーの中では一番モテない男と思われていたが、番組序盤で人狼怪人ヴォルホロウとの仲がクローズアップされ、中盤で復活したヴォルホロウとのぎこちないやり取りがあらゆる意味で視聴者をやきもきさせた。
●しかも後半に登場したオオカミ怪人グラップラー・ウルフにも気にいられるなど、意外なモテキャラぶりを見せていた。
●基本的には拳で物を語るタイプで、力任せな技が多い。乱暴なやり口ではあるが、それがかえって怪人達を色んな意味でクタクタにし、最後にはスタミナ勝ちするケースが多かった。必殺武器「イエローロッド」はとても太く、怪人達に「ひぎぃ」と悲鳴を上げさせた。
アーチャーグリーン ●あどけなさの残る少年で、所謂ショタキャラ。弄られ系で、仲間からも怪人からも弄られ続けた。
●とても闘うようには見えないメンバーであり、実際闘うよりも捕まってやられるケースが圧倒的に多かった。しかし(自覚はないが)持ち前のショタっぷりで内外から可愛がられ、戦闘員の間ではファンクラブまで出来るほどだった。
●とはいえ彼のやられっぷりは悲惨で、番組中にはアナル責めを何度も受け、そっち方面にかなり開眼してしまっている。だがその事を恥じているらしく、「受け専ショタキャラ」「ケツマンコ奴隷」といった野次には激しく反応を示す。むろんその姿が可愛らしく敵側には何度も同じ言葉で侮辱され続けた。
●こんな彼だが、必殺「グリーンショット」は強力。全体が短く小さく、また矢尻には保護膜が付いたまま。しかも一回一回がとても短いのだが、一回で出す量は多く、そして回数が多いため、侮った怪人達が彼の連打に屈していった。
シスターピンク ●プレキャラ5の紅一点。頼れるお姉さんで、まとまりのないメンバーを良くまとめていた、影のリーダー。巨乳である。
●紅一点ということもあってか、怪人側から何度も標的にされている。番組後半では洗脳され「サキュバス5」の5番目幹部として敵対したこともあった。
●レッドに好意を寄せていたが、その思いにレッドが気付くことはなく、終盤では敵幹部のフェラーにレッドを横取りされる形になってしまった。そのフェラーに対し、ピンクは洗脳時に宣戦布告をしたことがあったが、当時まだレッドへの思いに気付いていなかったフェラーをむしろ焚き付けてしまう形となった。
●またブルーからの好意には気付いていたが、レッドを思う気持ちが強くブルーを受け入れることはなかった。最後までレッドを想い続けたい一途なピンクに、今でも人気は絶えない。
●しかし彼女が人気を集めた要員の多くは、彼女の淫乱さにあったのだろう。正義の味方として清楚さを前面に出しながらも、怪人達にやられると腰をくねらせ悶える様が世のお父さん達を釘付けにした。
プリンセス司令官 ●プレキャラ5をまとめる司令官で、誰よりも早くからドクターニートンの危険な陰謀に気付き、インラーン帝国復活を止められないと知るやプレキャラ5結成に着手した行動派。
●国民の誰もが知る富豪の御曹司でもある司令官は、その出生故か完璧な「お嬢様キャラ」で、プレキャラ5にも時折理不尽な命令や注文を付けることもあった。しかし根は優しいツンデレ。時には危険を顧みずプレキャラ5の吸湿に自ら乗り出すこともあった。またその際に使う武器は「ライトニングウィップ」。光り輝くその鞭はあらゆる「淫魔化」を治す効果があり、ファンの間では「ご都合武器」とまで言われた強力さを誇った。
●あまり表に出ない為か、「濡れ場」のシーンは極めて少ない。その分彼女が直接襲われる回は「神回」としてファンの間で騒がれもした。
●実はニートンと血縁関係にあり、彼は腹違いの兄に当たる。最終的にはニートンの欲望を全て受け止める事で事件の解決となったのだが、結果としてニートンにツンデレ妹が出来たということが多くのファンを怒らせた。にもかかわらず、放送終了後はそのツンデレ妹を題材にした二次作品が大量に出回り、未だにその人気は衰えていない。
メイドー ●プレキャラ5を支えるサポートロボ。名前の通りメイドをモチーフにしたデザイン。
●毎回登場するもその出番は短く、最初と最後にチラッとメンバーとの絡みが映される程度だったが、設定や容姿に熱を上げるファンは番組開始当初から多かった。その為か、彼女のフィギュアはプレキャラ5の変身セットよりも売れているという事実がある。
●濡れ場は司令官よりも少なかったが、虐められ続けるグリーンを(ベッドで)慰めるシーンや秘密基地が襲撃され怪人に襲われたシーンなどは、司令官の「神回」以上に重宝がられた。
●性格はおっとりしていて、会話ではボケ役に回ることが多い。彼女のボケっぷりから解説会話へと流れるシーンが多かったため、制作サイドからも重宝がられたキャラクターである。
●制作側に愛されていたからなのか、番組終了後の記者会見で、彼女を主人公としたスピンオフ作品を制作すると発表されている。
ナイトブラック ●第25話「敵か味方か 謎の騎士現る」より登場し、プレキャラ5、特にレッドを嘲笑しつつも彼らをサポートした6番目の戦士。ホワイトとは姉弟。普段はレッド達とは別行動をしており、司令室には来ない。
●彼らが何者なのか、登場当初はプリンセス司令官すら知らなかった。だが第35話「奇跡の光 ブラックとホワイトの秘密」で、彼らこそインラーン帝国を太古の昔封じた一族の末裔であることが明かされた。彼らは太古から伝わる技でインラーンに対抗しており、その技で司令官の鞭を強化。ピンクの淫魔化を治療した。
●クールというよりは「ワル」っぽい雰囲気を醸し出しており、それによってプレキャラ5から誤解を受け続けていたが本人は気にしていなかった。またブルーに続くクールイケメンの登場に、腐女子の方々からブルーとのカップリングを妄想された男でもある。
●敵に対して容赦のない攻撃を繰り返す非道ぶりが目立ち、被虐の末に「ブラックブレード」で一突きというパターンが見られた。しかし登場が中盤過ぎからだったこともあって、彼が実際に怪人を倒すシーンはそう多くない。むしろ途中でレッド達に止められ、レッドが美味しいところをもっていくケースまであった。
●実はシスコンで、最終回近くになってホワイトがブルーと良い感じになってきたことに対して面白くないと態度を明確に示していた。だがそれも一部のファンには「実はブルーが本命で」と脳内変換されているらしい。
パラディンホワイト ●ブラックと共に第25話より登場した7番目の戦士。挑発を繰り返すブラックをなだめる役回りが多かったが、基本的に無口であまり自ら発言することはない。その為か、終盤でブルーに対して「私、あなたのこと気に入ってるのよ」と呟いたその言葉はとても重く、番組内外で今なお騒がれている。
●ピンクに続く女性キャラだったが、ピンクほど濡れ場シーンは多くなかった。しかし洗脳されたピンクを目覚めさせるきっかけを作ったのは彼女で、その時の発言などから色恋沙汰はかなりの場数を踏んできたお姉さんであることを伺わせている。
●使う機会は少なかったが、彼女の武器は「ホワイトダブルセイバー」。両端で互いを繋ぎ止めを刺すのを得意としていた。
●シスコンな弟に対して特に態度を示したシーンはなかったが、ブルーに対する態度に腹を立てているブラックを、微笑でなだめる余裕を見せていた。
人狼怪人ヴォルホロウ ●第8話「狼女の罠!プリンセス孤軍奮闘(前編)」に登場した怪人で、当初は敵役だった。しかしイエローとの共闘を切っ掛けにプレキャラ5の仲間に加わった。
●詳しくは「人狼怪人ヴォルホロウ」のページ参照

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